佐久島ライフレポ|Vol.23
釣りに畑に島の人との交流。毎週末、佐久島へ通うご夫婦の暮らし
週末は佐久島へ。自然の中で過ごす楽しみ
お二人とも教員として働くご夫婦。平日は名古屋で仕事をしながら、週末になると佐久島へやって来ます。
2026年4月から佐久島クラインガルテンを借りることができ、島での週末生活がスタートしました。土日はほぼ毎週島で過ごし、連休ともなれば、ほとんど佐久島にいるのだそうです。

実は、佐久島クラインガルテンの存在は、初年度から知っていたというお二人。以前から西尾市の西幡豆でも平屋を探していましたが、気になっていた物件が売れてしまったタイミングもあり、佐久島での暮らしが現実のものとなりました。
もともと海外旅行が趣味だったそうですが、今ではその楽しみも少し変化。「せっかく佐久島が当たったから、今はここで過ごしたい」という気持ちが大きくなっているようです。
毎週末でも通いたくなる佐久島には、どんな魅力があるのでしょうか。
朝も夕方も釣り三昧!自転車で気軽に釣り場へ
旦那さんの趣味は魚釣り。以前から奥さんともよく潮干狩りに出かけていたそうで、海はご夫婦にとって身近な存在でした。

佐久島に来てからは、釣りの楽しみもさらに広がりました。これまでは車で釣り場へ出かけていましたが、島では自転車に乗って、気軽にあちこちの釣り場へ行くことができます。遠浅の岩場など、島ならではの海の風景もお気に入りです。
朝も夕方も釣りを楽しむ旦那さん。日によっては、アジが100匹近く釣れることもあるのだとか!

ただし、釣りをしていると、思わぬライバルが現れることも。頭上を旋回していたトンビが、魚が釣れた途端に急降下して奪いに来るのだそうです。自然豊かな島ならではの光景ですが、釣り人にとっては油断できません。
釣った魚は持ち帰って、ご夫婦で料理。アジの南蛮漬けを作ったり、島の畑で採れたナスを煮びたしにしたりと、自分たちで釣った魚や育てた野菜を味わうのも楽しみのひとつです。
新鮮な魚と採れたての野菜で作る料理は、きっと格別ですね。
ベランダ菜園から畑へ!野菜づくりにも挑戦
これまでも、マンションの狭いベランダでプランターを使った家庭菜園を楽しんでいたというお二人。
クラインガルテンでは、これまでよりずっと広い畑で野菜づくりができるようになりました。小さなプランターから畑へとスケールアップし、やりたいことも広がります。
「せっかく畑があるのだから、いろいろ育ててみたい」。そんなわくわくした気持ちで、野菜づくりに取り組んでいます。

とはいえ、ただ野菜を植えればよいというわけではありません。土づくりにもこだわり、土壌改良についても試行錯誤を重ねているそうです。
限られた週末の時間だからといって、手を抜くのではなく、やるならとことん。よりよい土をつくり、野菜を育てることにも真剣です。
島の畑で採れた野菜を使って料理をする。自分たちで育てたものを、自分たちで味わう。そんな暮らしの楽しみが、少しずつ増えていきます。
野菜のおすそ分けに、釣った魚のお返し。島ならではのご近所づきあい
佐久島での暮らしについて、お二人が何度も話してくれたのが「人のよさ」です。
クラインガルテンのご近所さんも、島の人たちも、みんな親切。都会ではなかなか味わえない距離感の近いご近所づきあいが、とても楽しいのだそうです。
例えば、畑で野菜がたくさん採れたときには、おすそ分けをいただくことも。そのお礼に、サビキ釣りで魚がたくさん釣れたときには、今度はこちらから魚をお届けします。
野菜をもらったら、魚をお返しする。そんな自然なやりとりが、日々の暮らしの中にあります。
島の人たちやクラインガルテンの利用者同士で一緒にお酒を飲むこともあるそうです。畑や釣りの話をしたり、何気ない会話を楽しんだり。人との交流が、島で過ごす時間をさらに豊かなものにしてくれています。

「この人とのつながりがなかったら、こんなに毎週来ていなかったかもしれない」
そう感じるほど、お二人にとって人とのつながりは大切なものになっています。
自然が豊かで、心が休まること。夏でも朝晩は涼しく、気持ちよく過ごせること。そして何より、温かく迎えてくれる人たちがいること。
佐久島に通い続けたくなる理由は、景色や趣味だけではないようです。
佐久島のJAでお買い物。島での暮らしも少しずつ発見
取材の日には、佐久島のJAにも初めて足を運んだそうです。
島での買い物というと、品ぞろえが限られているイメージがあったそうですが、実際に訪れてみると、日用品やアイスなどもあり、思っていた以上にいろいろなものがそろっていることを発見。
「今度は野菜や資材も注文してみようかな」と、これからの畑づくりに向けた楽しみも膨らんでいます。
島で過ごす時間が増えるにつれ、釣りや家庭菜園だけでなく、日々の買い物や地域の人との交流など、暮らしの中で新しい発見があるのも魅力です。
最大5年間のクラインガルテン生活。その先も佐久島で?
佐久島クラインガルテンを借りられる期間は5年間。
その間に、畑づくりを楽しみ、島の暮らしを知り、人とのつながりを深めながら、佐久島での生活をさらに充実させていきたいと考えています。
そして、少しずつ思い描くようになったのが、佐久島で家を探すこと。
今は平日に名古屋で働き、週末は佐久島で過ごす二拠点生活ですが、この先、島との関わりがどのように変わっていくのかも楽しみです。

釣りを楽しみ、畑で野菜を育て、採れたものを料理して、近所の人たちとおすそ分けをする。自然の中で心を休めながら、人とのつながりを楽しむ。
お二人の佐久島ライフは、まだ始まったばかりです。
これから4年半、どんな野菜が育ち、どんな魚が釣れ、どんな出会いが待っているのでしょうか。佐久島での暮らしが、ますます楽しみですね。



