白山社 名月十五夜祭り|島に受け継がれる秋の祭り

2026年9月25日、佐久島の白山社で「名月十五夜祭り」が行われました。

江戸時代末期に始まったとされるこの祭りは、大漁と豊作を祈願する、島に受け継がれてきた伝統行事です。

祭りでは、島民と佐久島しおさい学校の生徒たちによる奉納太鼓が披露され、神事の後には恒例の餅投げも行われました。

餅が投げられると、大人も子どもも大盛り上がり。世代を超えて笑顔が広がる、佐久島ならではの祭り風景が見られました。

この祭りは、旧暦8月15日、中秋の名月の頃に行われます。

来年は2027年9月15日の開催が予定されています。島に受け継がれる伝統と、地元の人々の温かさを感じに、ぜひ足を運んでみてください。

 

祭りとあわせて訪れたい、白山社周辺の見どころ

祭りの会場となる白山社は、佐久島西部の大山(標高31m)にあります。周辺には、豊かな自然の中でアートや季節の花を楽しめるスポットも点在しています。祭りの前後に、ゆっくり散策してみるのもおすすめです。

 

■ 自然の中に溶け込むアート作品「空の水-山」

白山社の東側には、彫刻家・青木野枝さんによるアート作品「空の水-山」があります。2008年に制作された作品で、静かな森の中、弘法さんの祠のそばにひっそりと佇んでいます。

作品の形は、まるで祠の仲間のよう。時を重ねるごとに錆びていく鉄の表情も、この作品の魅力のひとつです。やがて森の風景に溶け込み、自然の一部になっていくような姿を想像しながら眺めてみてはいかがでしょうか。

島の自然と現代アートが調和する、佐久島らしい静かな魅力に出会える場所です。

 

■ 冬の訪れを彩る「サザンカの道」

白山社周辺には、季節の花を楽しめる「サザンカの道」もあります。12月頃になるとサザンカが見頃を迎え、道沿いを華やかに彩ります。

 

秋の祭りの時期とはまた違った表情を見せてくれるのも、自然豊かな佐久島の魅力。季節を変えて訪れれば、その時々ならではの風景に出会えます。

祭りのにぎわいを楽しんだ後は、少し足を延ばして、森のアートや季節の花を巡る散策へ。白山社周辺で、佐久島の伝統と自然、そしてアートの魅力をゆっくり味わってみてください。