瀬戸市立品野中学校の野外活動(佐久島体験)
2023年6月6日〜8日
毎年いろいろな学校の生徒さんたちが、体験学習のため佐久島を訪れます。
その草分け的な学校の一つが、この瀬戸市立品野中学校。
今年も2年生の皆さんが2泊3日のスケジュールでやってきました。
<1日目>
佐久島に到着。島民の歓迎を受け、入島式を行いました。
最初の野外活動はハイキング。海岸や山あいを歩いたり、野外アートを楽しんだりしました。
ハイキング後、お天気が下り坂に。この日に予定していたキャンプファイヤーは、翌日に延期となりました。
<2日目>
お待ちかねの『遊漁船体験』。漁船の操縦を体験することができるプランです。
11〜12人ほどのグループに分かれて順次船に乗り込み、みんなやや緊張気味の表情で出港していきましたが、帰ってきた時は楽しげな、リラックスした表情に変わっていました。
下船した生徒の皆さんに感想を聞いてみました。
「楽しかった〜!」
「いっぱい叫んじゃった」
「暑かったけど、潮風が気持ちよかった」
「カーブするのが難しかった」
「カーブどころか旋回するんだよ!」
「スピードを出すのがちょっと恐かった」
「すごく速く走らせることができたよ」
ほんとに、とっても楽しい体験だったようですね!
漁船体験を終えたグループから順に、『地引網体験』が行われる海水浴場へ移動。
全員が揃うまで、それぞれ磯遊びなどして楽しみました。
いざ、地引網体験です!
男女に別れて2方向から網を引っ張りました。
「網にかかった獲物を逃さないよう、頑張って引っ張ろう!
獲れなかったら今日のおかずはないぞ〜!」と島民からハッパをかけられ、みんなで力を込めて引きました。さて、獲物はいっぱい獲れたかな?
網にかかった魚を取り外した後、網を片付けるグループと料理グループに分かれてそれぞれ作業に取り掛かりました。料理グループはさらに、魚を捌くグループと揚げ物などの調理をするグループに分かれました。
魚をさばくのは初めての人がほとんど。包丁を入れようとするたびに魚がピチピチと跳ねるので、思わず「キャーッ」と叫ぶ声も。島民のサポートで、少しずつ上手にさばけるようになっていきました。
昼ごはんは、自分たちが地引網体験で得た魚を使った浜鍋。味はいかがでしたか?
食事の後は『砂の造形』(サンドアート)を楽しみました。
夜は、前日にできなかったキャンプファイヤーを実施。クラスごとの出し物などで、大いに盛り上がったようです。
<3日目>
最後の日。お世話になった民宿の掃除や、奉仕活動(佐久島の弁天さまに奉納する願い石集め)を行いました。
昼食後、退島式。
島民たちに見送られ、渡船に乗って島を出ました。
みんな、楽しい体験と素敵な思い出ができたことでしょう。