島を美しくつくる会 総会

  • 投稿日時:2016年05月20日
  • カテゴリー:最新情報

平成28年度総会

佐久島では島を活性化させるため、島民が中心となって、来島者やボランティアのみなさんと共にさまざまな活動をしています。昨年(平成27年度)も「アートと地域の恊働」をテーマに、島の文化や歴史、産業、食、定住促進などの幅広い視点から、環境整備・保全作業、各種イベント、交流などを実施しました。

平成28年度の「島を美しくつくる会」総会が、5月10日(火)に弁天サロンにて開催され、27年度の事業実績報告と決算報告、平成28年度の事業計画や今後のビジョンについての確認などが行われました。27年度のトピックスとしては、古墳の整備やアマモの再生活動が進んだことや、観光客が大きく増加したことなどが挙げられています。

総会シーン

 

 

子どもたちの活動報告

総会の最後に、佐久島小・中学校の生徒たちによる「しおかぜ学習(総合的な学習の時間)の活動報告」が行われました。しおかぜ学習では、小・中学校ともに一人ひとりが島のことを考え、島民と協力し合い、また島を美しくつくる会の活動にも参加しながら、積極的に活動しています。この日は今年のテーマと活動への意気込みを発表し、島民たちにも協力をお願いしました。

 

<小学生>

  • 小学校1・2年生のテーマ「さくしま スキスキ ステキ」
  • 小学校3・4年生のテーマ「いいところを知ってもらおうよ みんなの佐久島」
  • 小学校5・6年生のテーマ「佐久島プラス計画 知ればもっと島が楽しくなる ~」

1・2年生は島のよいところを探して、島をもっと好きになるのが目標。貝殻やシーグラスで作品を作る、野菜を育てるなど、一人ひとり具体的なテーマを発表しました。

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3・4年生は貝殻を使って観光客や島民へのプレゼントを作る、島の魚介を宣伝する、島のお店を紹介する(本、看板、地図作りなど)といったテーマを個別に掲げて発表。

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5・6年生は島の食材と料理、古墳の歴史調べとPR、島の海の調査と環境維持、島の歴史調査と発信など、それぞれ個人テーマと活動内容を発表しました。

 

<中学生>

  • グループの活動内容:アサリ、アマモに関する活動
  • グループの活動内容:竹の利用、佐久島の鳥、椿のPR、山の食べ物調べ
  • 歴史文化グループの活動内容:船頭重吉のPR、佐久島民話ブック作り、古墳のHP作り

中学生は「海」「山」「歴史・文化」という3つのジャンルのテーマに、それぞれ学年の枠を超えてチャレンジ。小学生のときから同じテーマに取り組んでいる生徒もいます。中学生は自分たちの活動を形にして広く発信していく姿勢が小学生よりさらに強くなり、島民や島外ボランティアの人びとと協力し合ったり、島外の発表の場にも出たりと、その規模も広がっています。