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PEOPLE島自慢

●島民登場バトンリレー Vol.16

今月の人が来月の人を紹介する方式で、佐久島で暮らす素敵な人々が毎回登場。
今回は、京都から移住してきた野田さん(52歳)です。

●●●●7月の人●●●●
野田 真三さん(木工家)
佐久島に惚れこんで移住
ご夫婦で悠々自適に暮らす日々

石井利幸さん

夢を求めてたどり着いたのは、地図で見つけた見知らぬ島
 野田さんが大阪の某大手企業を退職し、都会の喧騒を離れて京都の山奥で家具づくりを始めたのは、今から20年前のこと。けれども、好きなものだけを自分のペースで創りたいという想いはまもなく打ち砕かれ、注文が相次いで結局多忙な日々に。15年ほどその暮らしを続けたものの、都会と地続きの所にいては夢はかなえられないと考え、地図を手に「島探し」を始め、カーフェリーの運航していない佐久島に白羽の矢が立ちました。実際に島を訪れてみて人のあたたかさを感じ、「ここだ!」と思ったそうです。さっそく住まい探しをスタート。借家が見つかってからは京都と島を往復しながら2ヵ月かけて家を手直しし、晴れて島の住民となりました。
お酒、木工、アサリ漁、奥様の京子さんと散歩…最高に充足した暮らし
 デザイン関係の仕事をしていた京子さんと出会ったのは京都時代。彼女と一緒でなかったら本当に島に住む決心ができたかどうかわからない…そうしみじみ語る野田さん。そんな気持ちが強いから、アサリ漁や民宿の手伝い、毎日の散歩など、何をするにもいつも2人一緒。島の人々に自分たちのことを知ってもらいたいという想いも込めて、2人で作品展も行っています。移住したての頃は悠々自適に暮らす2人を見て「大金を持っての隠居生活?」という噂も飛び交ったとか。今では島民ともすっかり馴染んで、笑い話になっています。島のいいところは(余分なものが)何もないことだと、自信を持って言えるそうです。時間やお金に振り回されず、のんびりと働いて、好きなお酒を飲んで…「最高の生活です」と、笑顔で語ってくれました。

「私のお気に入り」
ご自宅の一角、京子さんの絵の傍らでバッハを聴くひととき
 かつてクラシックギターを始めいろいろな旋律楽器にチャレンジし、音楽家を夢見たこともあるという野田さん。自作の家具や京子さんの絵に囲まれた素敵なご自宅の一角で、グラスを傾けながら音楽を聴くのが大好きとのこと。クラシックからビートルズまで幅広いジャンルの音楽を楽しみますが、バッハを聴くのが特にお気に入りです。
●次回へのバトンリレー
野田真三さん→木下美咲さん(漁師)
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