藻場の再生

平成13年からスタートした、アマモを増やして藻場を再生する運動。「魚やアサリがいっぱい捕れるよう、佐久島の海をもっと豊かにしたい」という、佐久島中学校の一人の生徒の想いから誕生し、今では島の大人たちや島外ボランティアと共に行う一大活動となっています。
(※島を美しくつくる会/漁師分科会主催)

活動のきっかけ

「佐久島の海をもっと豊かにしたい」という思いから、平成13年に一人の島っ子が、アマモを守り藻場を再生する活動をはじめました。アマモには窒素やリンを吸収して水質を浄化する働きがあり、アマモが群生するアマモ場(藻場)は、稚魚やアサリなどの生育に適しているのです。この活動は後輩たちに受け継がれ、島民や島の漁師たちも子どもたちの活動を応援するようになりました。現在は島外ボランティアの人たちも活動に参加。年間を通じた子どもたちの活動(アマモの種取りや管理など)をはじめ、多くの人々の協力のもとで、アマモ場やアサリの調査、アマモの移植、海岸の清掃などを実施しています。

          
年度 内容 参加人数
H13年度 スタート  
H20年度 ボランティアイベントとしてスタート 70名
H21年度   20名
H22年度   79名
H23年度   114名
H24年度   180名
H25年度   160名
H26年度 ※アクアソーシャルフェスと併催 220名
H27年度 入ヶ浦への移植 170名
H28年度 大浦湾での移植 アサリ保護のためツメタ貝の卵取り 175名
H29年度 天神の浜への移植 193名
H30年度 天神の浜へ移植。海水浴場内でアサリ保護のためツメタガイの卵取り。 234名
R元年度 天神の浜へ移植※悪天候のため一般申込者は中止、関係者(学校・島民)のみ 65名
R2年度 天神の浜へ移植※新型コロナ感染症対策のため一般申込者は中止、関係者(学校・島民)のみ 50名