貝紫染め
現在、材料のアカニシ貝が不漁のため体験を中止しております
貝紫染めは、約3600年前のフェニキアから古代エジプトやローマ帝国へと受け継がれた染色技術。15世紀には歴史から姿を消し、幻の染料とされてきました。佐久島に生息するアカニシ貝などのの漁業資源を活用して、いま鮮やかによみがえります。(※平成11年~体験教室スタート)
貝紫染とは
従来の「採って売る」漁業から、「採って付加価値を付けて売る」産業へ。佐久島に生息するアカニシ貝などの漁業資源を活用して特産品を開発し、地域労働力発掘、島民の所得向上、通年型集客力養成、地域文化振興、高齢者の生きがいの場、創造などに役立てていこうという目的から、貝紫染による産業おこしが始まりました。貝紫染は約3600年前のフェニキアで盛んに行われ、古代エジプトやローマ帝国へと受け継がれた技術です。1個につき捕れる染料が非常に少なく高価だったため、権威の象徴として帝王紫と称されました。15世紀には歴史から姿を消し、幻の染料とされてきた貝紫染を、今佐久島で体験することができます。
貝紫染体験教室
★体験料金/1人2,000円/団体(6人以上)の場合は1人1,500円で、
1週間前までに予約が必要となります。
★申込先/弁天サロン TEL 0563-78-2001
1週間前までに予約が必要となります。
★申込先/弁天サロン TEL 0563-78-2001
貝紫染の楽しみ方
- ファミリーやグループで楽しむ
- カップルで楽しむ
- 旅の思い出を作る
- お友達のプレゼントにする
- 夏休みの自由研究のテーマにする
貝紫染の手順
1.貝を割る | |
▼ | 金づちで貝を割る。 |
2.貝紫を採り出す | |
▼ | パープル腺を切り、ピンセットで貝紫を取り出す。 |
3.染料をつくる | |
▼ | 海水で染料を薄める。 |
4.着色する | |
▼ | 筆やハケを使って絵柄にする。 |
5.日光にさらす | |
▼ | 日光にさらす。夏場の晴れた日で2~3時間が目安。 |
6.水洗いする | |
▼ | ほんのり赤紫になったら水洗いする。 |
貝紫染の発色
染料の発色は最初はクリーム色で、日光 (紫外線)にさらすと次のように変化します。