海釣りのキホン
佐久島でマスターしよう
海釣りのキホン
「潮」がかんじん!
魚がエサをよく食べる時間帯、つまりよく釣れる時間帯のことを「時合」といいます。釣り全般に言えることですが、これは潮の流れに関係しています。最適な時合は「満潮から潮の引きはじめ」と「干潮から上げ潮(満ちはじめ)まで」のそれぞれ2時間ぐらい。佐久島での釣りを楽しむなら、朝が満潮になる日を選び、朝早い時間の渡船で来て、すぐに釣りはじめるのがベストです。
サビキ釣り
海釣りの基本です。手軽に小物釣りが楽しめるので、子どもから大人までチャレンジできます。主にアジやサバなどが釣れます。
※針が多くて刺さりやすく、外し方に注意が必要なので、子どもは必ず大人と一緒に行うようにしましょう。
投げ釣り
おもりをつけた仕掛けを投げ入れて釣ります。砂地にいるキスやカレイなどを狙います。
ウキ釣り
アタリ(魚がエサに食い付いたこと)がウキの動きでわかるので、初心者でも楽しみやすい釣り。
ハゼなどの小物ねらいに最適です。
胴突き仕掛け
仕掛けのいちばん下の部分にオモリが来る仕掛けのこと。メバルや赤カサゴなどを狙いましょう。
ルアー釣り
ルアー(疑似餌)を使って釣ります。メバルやセイゴなど、小魚を食べる習性の根魚が対象。
のべ竿
釣り竿の先にそのまま糸を結んで使います。サビキ釣りの場合、長さ5.4m~6.3mがいいでしょう。
サビキ釣りをしない場合、からまないようにするため針は1本に。
基本の道具
島内では、道具やエサの販売はしていません。ご自分でお持ちください。
ロッド
釣り竿。仕掛けによって種類や大きさが変わります。佐久島の場合、小さいもので大丈夫です。
リール
釣り糸を巻き取るための道具。ロッドに取り付けて使用。
ビギナーでも扱いやすいスピニングリールがいいでしょう。
ライン
釣り糸のこと。リールに巻いて使用します。
太さは魚の種類に寄って異なります。2.5号~3号がいいでしょう。
入門セット
ビギナーに最低限必要なもの(上記の道具など)がセットにして
販売されていることが多いので、釣具店などで相談してみましょう。
また、釣りは「仕掛け」によって道具も変わります。仕掛けのセットもあります。
仕掛けは2セット~3セット用意するといいでしょう。
※宿泊の方は、民宿で相談してみましょう。
ハサミ、プライヤー
魚の口から針を外したり、糸を切ったりするときに使います。
ハサミは糸が服に引っかかった場合にも重宝します。
プライヤーは貼りが手丹生刺さった時にも使えます。
バケツ
水汲み用や、エサのオキアミなど(サビキ)を入れるためのもの。手を洗うのにも用います。
タオル
手をふくのに使うだけでなく、魚をつかむときにも便利です。
クーラーボックス
氷も必要。釣った魚だけでなく、飲み物やお弁当を入れておくこともできます。
12~20リットル程度のものが適当。
氷はビニール袋に入れて、魚と直接ふれないようにしましょう。
ビニール袋
ごみを入れたり、濡れたタオルを入れるなど、いろいろ使えて便利です。