佐久島の魚

<冬>

魚などを襲って食べる肉食魚で、虫エサでは食いついてきません。アジなどを使った泳がせ釣りが最適。大きいものはシンプルに刺身で食べるのが美味です。

<春~秋>

浅い岩礁域に棲む美しい色の魚。小さい時は雌で、大きくなると雄になります。味は白身であっさり。夏が旬で刺身が美味。煮付けや塩焼きもおすすめです。

<春~冬 特に4月、12月>

釣り魚として人気の高い、おいしい魚。根魚なので1年中いますが、よく釣れるのは12月ごろと4月ごろ。煮付けにして食べると実に美味。

<夏>

旬は冬で、秋ぐらいから春まで脂がのって刺身がおいしいのですが、夏場のほうがよく釣れます。食用よりも釣魚として人気の高い魚です。

<春、秋>

筍の出る頃によく釣れる、あるいは筍のような模様をしているというのが名前の由来。よく釣れるのは秋~春。夜釣りでの活性が高い魚です。刺身や煮付けがおすすめ。

<秋口>  

この地域では40cm前後のものをイナダ、関西ではハマチと呼びます。最後に付く名前は全国共通のブリ。イナダが釣れるのは秋で、晩秋~冬にかけては大物が釣れるようになります。

<1年中>

白身でクセのない上品な味わいの高級魚。刺身はもちろん、汁や焼物なども美味。根魚なので1年中いますが、旬は夏から冬。夜行性の魚で、浅い岩礁域などに縄張りを持っています。

<夏>

小型の魚なので食用としての知名度は低いのですが、とても味のよい魚。刺身でも煮付けでも美味です。体表が粘液でヌルヌルしているのと、ヒレのトゲに要注意。

<夏~秋>

沿岸の砂泥地に棲んでいます。釣り上げるとグーグーと鳴るのは、浮き袋を振動させている音。塩焼きや唐揚げがおすすめです。

<夏~秋>

味がいいからその名が付いたと言われるほどおいしい魚。夏場によくとれるコアジ(幼魚)は、まるごと唐揚げにして食べられます。大きいものは刺身が美味。

<夏>

成長するとスズキと呼ばれる出世魚。この地方では小型~中型のものをセイゴ、それ以上の大きさのものをマダカと呼びます。刺身のほか、小さいものは焼き魚に。

<秋>

ざらざらした厚い皮をはいで調理します。水中を自在に泳がれたり、エサの食べ方が上手でアタリがないのにエサを取られたり、釣りの醍醐味を味わえる魚です。刺身も鍋も唐揚げもおいしく、肝の味わいは絶品。

<初夏~冬>

出世魚。幼魚をシンコ、10cm程度までのものをコハダ、成魚をコノシロと呼びます。初夏~夏はシンコ~コハダサイズ、 秋~冬はコノシロサイズがよく釣れます。

<春と秋>

タイを代表するタイで、姿も美しく味も実においしい高級魚。刺身や塩焼きは極上の味わい。幼魚の時は浅場にいて、水温が下がりはじめると沖合に出て行きます。釣り方は多様です。

<7~8月> 

旬は春~夏。コショウの実のような黒い点が散らばっているのが特徴。刺身にすると美しく、とてもおいしい魚です。皮に独特の風味があるので、焼き魚にしても美味。

<7~8月>

磯場に生息。黒い縞模様が特徴ですが、成長すると消えてしまいます。刺身は臭みがなく、甘みと旨みがあります。焼き魚もおいしいですよ。

<秋~冬>

生息場所によっては泥臭くなる魚ですが、佐久島周辺のボラは臭みがなく、刺身でおいしく食べられます。特に真冬は脂がのっておいしさが増すので、狙いがいがあります。

<夏>

背びれや尻びれに毒のある鋭いトゲがあり、刺されると非常に痛いので要注意。上質の白身は刺身が美味。フライにしてもおいしくいただけます。