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佐久島の森の秘密基地
離島である佐久島は「海」の印象が強いでしょうが、実際に島の多くを占めているのは「森」です。島の西側にある大山に は、かつて県営佐久島キャンプセンターがありました。今回、新たなプロジェクトの舞台となるのは、20年前に閉鎖され、 今は跡形もないキャンプ場の散策道「こもれびの小径」です。
風景/色 -風景を色で割る-
寄り添って立つ2本のヤマモモに期間限定(半年間)のツリーハウスを設置する「ツリーハウスプロジェクト」の第二弾は、長岡 勉による『反射 風景/色』。横山将基[TAB]による『森のパレット(2022)』という既存のツリーハウスを そのまま活かす形で、森の体験を再定義することを目指したプロジェクト。
水平方向に延びる 楕円形の『森のパレット』に、3枚の光沢のある 色鮮やかな円盤を差し込むことで、強い存在感を持ちながら 同時に風景を新たに溶け込ませる場所を作ることを意図しています。
風景に溶け込まず、風景を溶け込ます
3枚の円盤は、垂直方向に2枚が両面貼り合わせとなった円盤と、『森のパレット』の上に置かれた1枚の水平の円盤から構成されています。
色鮮やかな円盤そのものは風景に溶け込まず、むしろ強い存在感を発揮しながら その円盤自体は 鏡のように 鏡面塗装が施されているため、その内部に 森の風景を溶け込ませる。
『森のパレット』に人が集まり、そこでくつろぎながら円盤を眺めると“風景”と“その風景にはない 色鮮やかで人工的な色面”が混ざり合った新たな風景を目にすることになります。この体験を生み出す仕掛けを ここでは“風景を色で割る”と呼んでいます。
会期 : 2023年12月16日(土)~2024年5月14日(火)
会場 : 佐久島・大山 こもれびの小径(西港渡船場 下船 徒歩15分)
迷子も楽しい島めぐり。
常設展示作品 24点、アートな島めぐりへ出かけよう!
常設展示会場は…
●佐久島 島内 22ヶ所
●島外(佐久ナビステーション) 2ヶ所
※いずれも入場・見学 無料
展示作品作者
◆平田五郎◆木村崇人◆松岡徹◆南川祐輝◆猫野ぺすか
◆青木野枝◆荒木由香里◆POINT◆TAB ほか
【スタンプシート配布中】
西渡船場(西地区)と東渡船場(東地区)等でスタンプシートを無料配布中。
どちらからスタートしてもOK。
【見学可能時間】
・野外作品はいつでも見学可能。
・大葉邸の室内は弁天サロンにて見学申込みが必要です。
※弁天サロン休館日の月曜日は見学ができません。
【見学所要時間】
全ての作品を巡るには半日ほど必要です。
参考:西港から東港まで徒歩30分程度
【島外作品について】
島外作品2カ所の常設展示会場は、
佐久ナビステーションです。(佐久島行船のりばから 徒歩3分)
・開館時間/9:00~17:00
・休 館 日/水曜・年末年始 ※7月20日から8月31日は無休
※休館日は見学できません、ご了承ください。
復活した佐久島八十八ヶ所巡り!
黒壁集落を歩き、森を抜け、海辺を行く・・・佐久島遍路。
佐久島の歴史と自然を味わいながら19個のスタンプを巡ろう!
詳しくはこちら
同時開催中の佐久島アートピクニックや「昼間の星」巡りも一緒に行えば楽しさ倍増!
【スタンプシート配布中】
西渡船場(西地区)と東渡船場(東地区)等でスタンプシートを無料配布中。
【見学可能時間】
作品はいつでも見学可能。
【見学所要時間】
全ての作品を巡るには半日ほど必要です。
参考:西港から東港まで徒歩30分程度
\ 弘法巡り専用の 笠と杖の貸し出し/【無料】
西渡船場(西地区)と東渡船場(東地区)の待合室にあります。
使用後は、東西どちらの渡船場に返却してもOKです。
弘法巡りにご利用ください。
記念撮影にもどうぞ!
『佐久島アートピクニック』、『佐久島弘法巡り』に続く、
第3の佐久島散策コース『昼間の星巡り』。
作品の目印になる看板やスタンプがない、佐久島上級者用アート巡り。
歩いて、探して、考えて、見つけてくださいね!
展示作品作者
◆荒木由香里
全部で8作品、あなたは星をいくつ見つけられるでしょうか?
地図に書かれているのはヒントのみ。
(「ここらへん」というマークのみの地図です)
佐久島体験マップを携帯すると便利ですよ!
【昼間の星巡りガイド配布中】
西渡船場(西地区)と東渡船場(東地区)、
弁天サロンでスタンプシートを無料配布中。
ガイドを手掛かりに、作品を探そう!
【見学可能時間】
常設展示8作品はいつでも見学可能。
年間を通じて開催しておりますので
じっくり時間をかけて探してみてください。
【見学所要時間】
全ての作品を巡るには、ゆっくり徒歩で1日かけて探しましょう。
移動参考:西港から東港まで徒歩30分程度
\ 昼間の星は歩いて巡ろう/
作品は東地区に4点、西地区に4点常設展示されています。
そこにたどり着くための手掛かりは、『昼間の星巡りガイド』をご参照ください。海辺を歩き、森を抜け、黒壁集落で彷徨いながら、アーティストが見つけた特別な場所を、島の自然や暮らしの営みを織り上げたような作品を、あなたは見つけるでしょう。初めて出会う佐久島のたくさんの表情とともに。
大正時代のはじめ頃、全国各地に四国八十八ヶ所巡りを模した「写し霊場」がつくられました。佐久島でも、今から107年前(大正5年)、島内各所に八十八ヶ所の小さな弘法大師の祠がつくられたようです。
戦前には、本土から弘法巡りの巡礼者たちが多く訪れ、阿弥陀寺の宿坊に滞在して にぎやかに島を巡ったと伝えられています。
年に1度、4月29日(旧暦3月21日)の弘法祭りでは、島民有志が手入れをしている島中の弘法大師の祠が花で飾られ、「お接待」とよばれるふるまいが行われ、当時のにぎやかさを偲ぶことができます。
また、2010年から3か年計画で行われた佐久島弘法プロジェクトは、失われた祠を 建築の力を借りてよみがえらせ、失われた弘法大師座像も二人のアーティスト(ふるかわひでたか/松岡 徹)が制作することで、2012年に八十八ヶ所巡りの復活が完了しました。
一色の佐久島行き船のりば、佐久ナビステーション、佐久島の東渡船場・西渡船場、弁天サロンなど、各所に佐久島弘法巡りのスタンプシートをご用意しております。佐久島伝統の祠(煉瓦造りの近代建築)と現代建築による祠が点在する弘法道は、佐久島の歴史、島民の風習をたどる新たな散策道です。足元にお気をつけて、心静かにお巡りください。
※佐久島東渡船場・西渡船場の待合には、弘法巡り専用の笠と杖の貸出コーナーがあります。使用後は東西どちらの渡船場でも返却いただけます。弘法巡りにご利用ください。記念撮影にもどうぞ!
▶佐久島弘法プロジェクトについては こちら(三河・佐久島アートプラン21) 2010~2012年参照
波打ち際で魚がスイスイ、水中メガネ必携のキレイな海。
プライベートビーチ気分でゆったりと遊べる海水浴場です。
海開き 期間/ 7月1日〜8月31日
遊泳可能時間/ 9:00~17:00
更衣室 利用時間/ 9:00~16:00
更衣室、シャワー、トイレ完備で、いずれも無料。
コインロッカーは100円。
海の家も充実。おいしい海の幸、浮き輪などのレンタルあり。
島民が大切に守り信仰してきた筒島の弁天様に、
奉納佐久島太鼓の力強い打ち込みの音が響き渡る、
海の男たちの勇壮な祭り。
弁財天祭典の当日のみ、御朱印をいただけます。
12年に1度の巳年には、大開帳を行います。
江戸末期に始まったとされる大漁・豊作祈願の祭り。
島民と佐久島しおさい学校の生徒たちによる奉納太鼓、
そして神事の後は、恒例の餅投げ。
大人も子どもも盛り上がる、佐久島ならではの祭り風景です。
旧暦 8月15日 中秋の名月の日に行われます。